練習のすすめ その5
 
アドリブをギターソロで弾くために、スケールの練習をするのですが

意外にスケールの練習のみでコードの知識を入れながらスケール練習する方が少ないので

簡単な例を挙げてご紹介します




上の表はギターの5フレットあたりのCメジャースケールです

ドレミファソラシド CDEFGABC



ちなみに音符とタブ譜でこんな感じです

ポジションを変えずにソロを弾く事をBOX型のソロといいますが

いろんなパターンでスケールの上り下りの練習をする訳ですが

それとは別にコードも覚えましょうというのがここでのコンセプト

なぜコードも覚えると良いかというと

1 コード進行に対してコード感のあるソロが取れる

カントリー物やジャズ(インサイド系のソロ)など

コードに対してきちんとソロをとらないと、散らかった感じになるものには必須の知識で

ブルースなどでもコードを意識したソロには重要です

よくソロを弾いていてなんか外れた感じになるなというのは

コードにサウンドしない音を節目に置きすぎている

と言う場合が多いので

あらかじめサウンドする音は知っておいて損はないはずです






Cメジャースケールから出来るコードトーン(ダイアトニックコード)を

ざっと書きましたが(Bは両方4和音にしてあります)

一度に上り下りする必要はなくて

たとえばこの場所でスケールの練習をしながら

Cのコードトーンのドミソを3−1弦だけで確認しながら弾くとか

出来る範囲からやってもらえればと思います

ちなみにコードトーンを書いておくと

C CEG  CM7 CEGB

Dm DFA  Dm7 DFAC

Em EGB  Em7 EGBD

F FAC  FM7 FACE

G GBD  G7 GBDF

Am ACE  Am7 ACEG

Bm(♭5) BDF  Bm7(♭5) BDFA
 





コードトーンをこの中から探しながらコードフォームを作る練習をすると

より効果的です

これも全部の弦を使う前に2.3本ぐらいからコードの音を

選択する練習をしてみてください

例 Cの場合 1弦8fのCと2弦5fのEとか

1弦8fのCと2弦8fのG

色々試してみてください